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校長室より

2025年「夏休み大作戦」のまとめから

晴れ今年も、夏休みにチャレンジした楽しかったことや頑張ったこと、研究したことについて発表・交流し合う場を各学年ブロックで設定し、子供たち同士の意識を刺激し合いました。

晴れ1・2年ブロックでは、「夏休みに頑張ったこと」「楽しかった思い出」の作品を見せたり、絵日記を読んだりして紹介しました。貯金箱づくりの工夫や、家族旅行の思い出を堂々と聞き手に伝えることができました。ドリルやプリント学習を毎日コツコツと継続し、「勉強が好きになった」という頼もしい児童、皆の前で緊張しながらも練習どおりに発表できてほっとした表情の児童等、自分の「一生懸命」を友達に伝えるよい経験の場となりました。

晴れ3・4年ブロックは、自分の興味をもって実践したことを、「チャレンジ」「エンジョイ」「プロ」で分けて発表しました。「ペットボトルロケットに入れる水の量と、跳んだ距離の比較をした実験」「紙ひこうきの型と飛ぶ距離の違いを調べた実験」。1学期に見学したかりんとう工場に刺激を受け、自分でもかりんとうづくりに挑戦した児童。1学期の理科の学習を発展させ、からだのつくりに興味をもち、食べ物の通り道について調べた児童。既習学習を発展させた発表等、聞いていてワクワクする課題がたくさん見られました。またタブレットを使った発表の仕方も上達し、より分かりやすく見せる工夫もされ、見応えのある発表となりました。

晴れ5・6年ブロックは、5,6校時を使い、「夏休み工作」の作品紹介をしたり、自由研究の成果を紹介したりする発表となりました。自由研究の題材は多岐にわたり、「あくびのひみつ」「味覚について」など、高学年らしい個性的な題材が見られました。ねらいを明確にもち深掘りしたり、クイズを入れた参加型の発表にしたり、見ている人に分かりやすく、興味をもってもらうための工夫も見られ、さすがでした。

晴れただ調べたことをまとめるのではなく、「実際にやってみる」「実際に行って見てみる」「実際につくってみる」など経験につなげることが、物事をより深く学ぶことにつながります。実際に経験したことから感じる気付きをもとに、自分の引き出しをさらに充実させ、次のステップに生かすことを大事にしたいところです。じっくり考える時間を確保すること、いろいろな探究の仕方を知ること、創造的ですばらしいものや考え方に出合うこと、心から楽しんだ体験をすること。今年も「夏休み」が子供たちに大きな刺激を与えてくれました。

 

新小学校名「富岡市立かぶら小学校」に正式決定

花丸市議会9月定例会において、富岡市立学校設置条例の改訂案が可決され、統合後の新学校の名称が、正式に「富岡市立かぶら小学校」に決定しました。

合格西小学校は、夏休み中に旧富岡中学校校舎への引っ越しを終え、2学期からは仮校舎での生活がスタートしています。小学校校舎は順次改築が進められ、来年12月完成の予定です。

花丸10月2日には、第5回目の統合準備合同研修(部会)が行われました。教育課程、学校行事、校時表、生活のルールづくり、物品の調整、など、新小学校の骨組みとなる部分の話し合いが各部会で一歩ずつ前へ進められています。

花丸両校の子供たち同士の交流も引き続き行われており、統合時(中学進学時)のスムーズな人間関係づくりを進めています。2学期に入り、さっそく6年生同士がリモートを使っての交流会を実施しました。黒岩小が6月に体験した修学旅行の様子をタブレットでまとめ伝えました。これから旅行を控えている西小学校の子供たちはこの交流を生かし鎌倉への旅をよりよいものにしてくれると思います。有意義な交流の場となりました。

花丸「地域連携部」では、主にPTAの会則・細則について協議を進めています。両校PTA代表が集まり、お互いの現会則を改めて見直し、各校の活動のよさを生かした新たな会則づくりを進めています。平行して、それぞれのPTA行事へ実際に参加する交流の場をつくりながら、保護者同士の相互交流、相互理解を深めていく機会を今後も増やしていきます。

花丸本校地域に大きく関わる「スクールバスの運行」に関わる第1回の現地確認も、教育委員会を中心としていよいよ始まりました。これから具体的な運行計画が作成、提案がされてきます。教育委員会学校再編推進課から発行される『学校再編かわら版』も含め、今後も決定した情報を共有していただきながら、それぞれの立場で共によりよいかぶら小学校づくりを進めてまいりましょう。ご協力ください。

R9年度 西小・黒岩小統合に向けて

晴れ4月8日の第1回統合企画委員会を皮切りに、「R9年度西小と黒岩小統合」への具体的な準備がいよいよスタートしました。この先2年間という長い時間をかけて歩みを進めてまいります。
 4月28日には、西小と黒岩の先生方がそろい、はじめての第1回合同研修会が行われました。服部教育長による講話や、教育委員会による統合準備委員会の組織や内容等についての説明があり、その後、各部会や各学年のグループに分かれ、今後の進め方等について協議を行いました。今後は、学校運営、地域連携、教育課程、学校生活、施設設備の各部会に分かれ、両校の地域の特性を理解したり、教育の今日的課題を意識したりしながら、先生方が主体的に新設小学校にふさわしい様々な仕組みをつくりあげていきます。
 新小学校名の候補として、「富岡市立かぶら小学校」が選定されました。設立に向けて、地域のシンボルである鏑(かぶら)川のように、皆から親しまれ、皆に愛される学校づくりを進めてまいります。
 今後の統合に向けての様子は、随時紹介いたします。また、教育委員会学校再編推進室webサイトも公開されています。黒岩小HPにもリンクが貼ってありますので、是非ご覧ください。

今年の合い言葉は「?だいじょうぶ!」

 

晴れ毎年1年のはじめに、校長と子供たちの「合い言葉」(その年に皆で共有したい考え)を伝えます。今年は「だいじょうぶ」というキーワードを選びました。この言葉は不思議な言葉です。最後に?をつけると「大丈夫?」と他の人を思う言葉になります。最後に!をつけると、自分を信じて「大丈夫!やれば(成長)できる!」という自分に自信をもつ言葉に変身します。
①相手を意識し、優しくすること
②自分の力を信じていろいろなことにチャレンジし、自分に 自信をもつこと
をねらいとし、自分にも、そして人にも優しい「大丈夫」の言葉が黒岩小全体で聞こえてくることを願います。

 

 

令和7年度 校長あいさつ

晴れ校長あいさつ

 令和7年度、昨年に引き続き本校校長を務めます 村田 和弥 と申します。
 本日、新たな教職員が揃い、本年度の黒岩小学校をスタートいたしました。新たな出会いに感謝し、教職員が一つとなり、ご家庭や地域の皆様としっかりと結び付き、子どもたちが安心し、安全に学校生活が送れるよう取り組んでまいります。
 今年度も本校の教育活動に対して、引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 

 令和7年4月1日
 富岡市立黒岩小学校 校長 村田和弥