シリーズ黒岩探訪

2017年7月の記事一覧

シリーズ黒岩探訪10「黒岩つつみ 及び 谷津 2」

シリーズ黒岩探訪10「黒岩つつみ 及び 谷津 2」 → 10kuroiwatutumi yatu 2.pdf 
この記事は「黒岩探訪9」の続きです。
下の地図を縮小前のサイズで見る場合には次をクリックしてください。→kuroiwanotikei tutumi yatu.jpg
堤とそれを水源とした水田の風景は、日本的な風景と感じます。しかし、堤や水田の維持・管理ができなくなってきて全国的に減少の傾向にあります。このページでは平成29年度の記録として黒岩地区の谷津谷津の紹介をします。堤の番号は地図で確認してください。

【1】 機足地区(西)6月24日撮影 堤の番号5



【2】 機足地区(西)7月18日撮影 堤の番号1



【3】 新田地区 6月24日撮影 堤の番号6
【4】 深町地区 7月7日撮影 堤の番号12


堤12と11の間
【4】 深町地区 7月7日撮影 堤の番号14
【5】 宮本地区 7月7日撮影 堤の番号15








【6】 大日地区 7月7日撮影 堤の番号17
【7】 大日地区 7月7日撮影 堤の番号18
【8】 一丁八丁坂 7月6日撮影 堤の番号23
【9】 山際地区 7月6日撮影 堤の番号24
ここの水路は、コンクリート製ではありません。自然に優しいつくりになっています。毎年、ホタル祭りも開かれています。きっとカワニナも生息していることでしょう。



【10】 砂田地区 7月6日撮影 堤の番号33
【11】 芹田地区 7月6日撮影 堤の番号30




【ふるさと学習プログラムとの関連】
6年(総合的な学習の時間 黒岩カルタ)
5年(総合的な学習の時間 米づくり)
4年(社会、くらしと水)
3年(社会、学校のまわり 地形のようす 農業)
3年(総合的な学習の時間 里山をしらべよう)

シリーズ黒岩探訪9「黒岩つつみ 及び 谷津」

シリーズ黒岩探訪9「黒岩つつみ 及び 谷津 1」 → 9kuroiwatutumi yatu 1.pdf
 黒岩カルタには、堤または谷津に関わるものが四つあります。次のものです。

「かくし谷津から街を見守る天狗様」

ブルーギル、プランクトンも豊富な黒岩つつみ」

「やつ谷津の田畑うるおす黒岩つつみ」

「わが里は九十九谷の山合いに」

 黒岩地区の地形上の特徴は、丘陵地帯と中央に流れる星川です。この星川に流れ出る多くの支流沿いに、谷津ごとに細長い水田域を形成しています。この谷津の最上流部に堤を造り農業用水と利用していることが大きな特徴です。
 黒岩地区には、とてもたくさんの谷津と堤があります。次に谷津を利用した水田と堤を示した地図を載せます。(データが少し古く現在では水田ではないところもあり、またすでに堤として利用していないものもあります。)

この地図を縮小前のサイズで見る場合には次をクリックしてください。→kuroiwanotikei tutumi yatu.jpg

 かくし谷津の伝説では、天狗が谷津を一つ隠して九十九谷になったというくだりがでてきます。
 また、わが里は九十九谷とありますが、この場合は数が多いことを九十九と表しているものと考えられます。実際地図で細かい谷筋まで数えても実際は50くらいです。
 黒岩カルタの解説版では、ため池(堤)は34と記述されていました。地図中で確認できた34個について赤い〇を付けてありますが、すべてを確認したわけではありませんので、不正確な部分もあると思います。ご了承ください。
 後のシリーズで、今現在の堤や水田の様子を掲載する予定です。

【ふるさと学習プログラムとの関連】
6年(総合的な学習の時間 黒岩カルタ)
5年(総合的な学習の時間 米づくり)
4年(社会、くらしと水)
3年(社会、学校のまわり 地形のようす 農業)
3年(総合的な学習の時間 里山をしらべよう)
 

シリーズ黒岩探訪8「機足の由来を語る織姫塚」

シリーズ黒岩探訪8「機足の由来を語る織姫塚」 → 8hataasituka.pdf

黒岩カルタ「は」の原画


現在の機足坂(北から撮影)。このあたりの東側(左側)に機足塚はあります。


機足坂頂上にある、藤塚稲荷神社。(東から撮影)

 


藤塚稲荷神社が建つ藤塚。

 


機足坂頂上からの景色。(北から南方を望む。)



【ふるさと学習プログラムとの関連】
6年(総合的な学習の時間)
全校(七夕集会)