シリーズ黒岩探訪

2018年4月の記事一覧

シリーズ黒岩探訪27 黒岩大日尊の石造物

シリーズ黒岩探訪27 黒岩大日尊の石造物 → 27dainitisonsekizoubutu.pdf

 校歌の最初に「みどりに明けて ゆく朝の 大日尊の 杜しずか」と歌われています。今回は、ここの石造物の紹介をします。

説明は、『富岡市の石造物』「平成11年3月」(富岡市教育委員会)からの引用です。

 

【光明真言供養塔】江戸時代 寛政9年(1797年)

中心の梵字は「ア」と読み、大日如来を表します。円の縁取りのように「光明真言」が刻まれています。市内にはここと小野地区の得成寺にあります。

【宝篋印塔】江戸時代 安永7年(1778年)

梵字は「ア」と読み、大日如来を表します。江戸期の宝篋印塔は旧富岡市内に25基あり、その一つです。

【寒念仏塔(阿弥陀如来立像)】江戸時代 寛政6年(1794年)

寒念仏は、古くは寒の入りから明けまでの30日間僧侶が行う厳しい修行です。江戸期になると庶民も加わるようになりました。

【廻国塔】江戸時代 文化11年(1814年)

法華経を日本の66箇所の霊場に納める目的で国々を回ることを廻国といい、そのことを記念して造立した塔を廻国塔といいます。

【ふるさと学習プログラムとの関連】

2年(生活科、まちたんけん)

3年(社会、がっこうのまわり)

3年(社会、ふるくからつたわるもの)

6年(総合的な学習の時間)