シリーズ黒岩探訪

2017年10月の記事一覧

美術・図工 シリーズ黒岩探訪16 遍照寺・大日尊

シリーズ黒岩探訪16 遍照寺・大日尊 → 16dainitison.pdf

 黒岩地区、黒岩小学校にとってとても関連深い遍照寺とその大日堂。

 校内絵画展の取組で五年生が大日堂と仁王門をテーマに絵を描いています。

黒岩かるたでは「あまちゃでにぎわう黒岩大日尊」

校歌一番で「みどりに明けて ゆく朝の 大日尊の 杜しずか」

 と歌われています。

黒岩探訪11で取り上げたように黒岩小学校は明治七年遍照寺に設立されたのが始まりです。

 

大日堂

大日堂の縁の下をくぐるとハシカが軽くすむといわれています。

真下の根太(ねだ)には大きなこぶがあり磨かれて光っています。

仁王門

  開口の阿形(あぎょう)像

  口を結んだ吽形(うんぎょう)像

大日如来像

大日如来を表す梵字の石造物 (梵字は「अ 」読み方は「ア」)

 

 

星 シリーズ黒岩探訪15 盛んだった黒岩村の養蚕業

シリーズ黒岩探訪15 盛んだった黒岩村の養蚕業 → 15kuroiwanoyousanngyou.pdf

 4年生が総合的な学習の時間で養蚕体験に取り組み、先日約300個の繭を出荷しました。今回4年生は、半分ほど家に持ち帰って飼育し、まぶしも手作りしました。

【盛んだった黒岩村の養蚕業】 

この資料の説明

  著書名:大日本蚕業家名鑑

  著者:齋藤兵次郎

  刊行:大正2年12月

  発行所:扶桑社

 この著書の中に、収繭量三石以上の養蚕家が掲載されているページがあります。その中の旧黒岩村にあたるところを掲載しました。数字は収繭石数を示しています。 この場合の一石は十貫目=37.5kg、十石で375kgということです。

 黒岩地区で養蚕が盛んだったことが分かる貴重な資料と思い、ここに掲載させていただきます。

 明治期の製糸業のもとを支えてきた方々です。ご近所やご先祖でご存じの方がいらっしゃるでしょうか?

【ふるさと学習プログラムとの関連】
4年(総合的な学習の時間)