シリーズ黒岩探訪

ノート・レポート シリーズ黒岩探訪2「高林城」

シリーズ黒岩探訪 2「高林城」 → 2kourinnjou.pdf

 西毛地域にはたくさんの中世の山城がありますが、おそらく、現存する中では学校から一番近くにある山城と思われます。
 今年度、4月に職員研修、3年生の社会科たんけん、5月に6年生の総合的な学習の時間などで訪れています。
 

 
頂上が本曲輪、手前は腰曲輪(北北東から撮影)

本曲輪東側の腰曲輪(北から撮影)

本曲輪南側の腰曲輪の南にある堀切(東から撮影)
きれいな逆台形の形が残っています。

本曲輪北側の腰曲輪の北にある堀切(西から撮影)
きれいな逆台形の形が残っていますが写真では分かりづらくなっています。

本曲輪から妙義山を望む(東から撮影)
手前は宝暦13年(1763)記銘の石祠
江戸時代のものなので、築城とは無関係

本曲輪上で確認した「かわらけ」
直径8.9cm 器高1.9cm
ロクロ成形 底部左回転糸切り
口縁部約半周にタール状の黒色物付着→灯明皿として使用した特徴を残す。
総合的判断から16世紀の遺物と思われます。

【ふるさと学習プログラムとの関連】
6年(社会、歴史)
6年(総合的な学習の時間)
3年(社会、学校のまわり)