シリーズ黒岩探訪

NEW シリーズ黒岩探訪47  → 共和公会堂の石造物

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注目は、左の「如意輪観音座像」です。蓮弁に座る姿になっています。

その下の石柱の部分の正面に「廿二夜佛」と彫られています。つまりこれは「二十二夜塔」と言われる石造物です。

江戸時代の天保四年(1833年)に建てられたもので、「願主惣連 下黒岩村 谷津 田中 阪下」とあります。

二十二夜とは月齢を表す呼び方で、月の形でいうと「半月・下弦の月」です。

共和公会堂には、他に次のような石造物があります。

弘法大師座像

名号塔「南無阿弥陀仏」(二つに折れています)

道祖神

庚申塔